2回目の休職では、約1年にわたって会社を休んでいましたが、その間はリワークに通い、静かな時間の流れの中で自分自身とゆっくり向き合う時間を作ることができました。

また、リワークの中では認知行動療法を中心に学習するのですが、認知行動療法から発展したものとしてスキーマ療法というものがあることも知ることになりました。

スキーマ療法とは、認知行動療法では効果の出ない深いレベルの苦しみを解消するために考案された心理療法と言われています。認知行動療法では、浅いレベルの認知(頭に浮かぶ考えやイメージ)を自動思考と呼んで、自動思考にどのように対応していくかを学んでいきますが、深いレベルの認知と呼ばれるスキーマについてはあまり触れられていません。一方、スキーマ療法では、心の深い部分の傷つきや、ずっと抱えてきた生きづらさなど、深いレベルの認知に働きかけて、認知行動療法の限界を超えて大きな効果をもたらすことが期待されるものとなります。

https://harun8.com/psychology/1040/

人は誰でも5つのエリアの「中核的感情欲求(内なる子どものニーズ)」を生まれながらに持っています。しかし、生まれ育ってきた環境だったり、周りから押し付けられたイメージなどによって、その感情欲求が満たされないと、早期不適応スキーマ(幼少期の環境になどで人生の早期に形成されるネガティブなスキーマ)が形成されることになります。この早期不適応スキーマが心の奥底に根付いていることで、様々な場面で「生きづらさ」を感じてしまうことになってしまいます。そこで、この早期不適応スキーマを手放し、新たな適応スキーマやハッピースキーマを身につけることを目指そう、というのがスキーマ療法になります。

スキーマ療法で言われる「早期不適応スキーマ」というのも、やはりバシャールがよく言っている「ネガティブな信念(ビリーフ)」のことだ!!とわたし的にはとても府に落ちたので、認知行動療法やスキーマ療法は、バシャールのメッセージをより現実世界の言葉に翻訳した心のテクニックなんだ、と思い、とても面白く感じながら学んでいくことができました。

私は、認知行動療法やスキーマ療法を通じて、自分の心のクセ、認知のゆがみ、ネガティブな信念を掘り起こしては、無理なく生きていけるようなポジティブな信念に置き換えて考える練習をしていきました。また、リワークで過ごす中で、もともと自分が好きだったことや得意としていたことにも気付くことができました。こうしてブログを書くのもそうですが、あるテーマに関する情報を集めて整理したり、内容をまとめてPowerPointにまとめたりする作業が好きだったり、他の人が考えないようなアイディアを考えたり思いつくのが得意だったり、他にもいろいろと「自分が自分らしくいられる方法」があることに気がつくようになりました。

そうして、約1年にわたるリワーク生活を終えて、私は再び会社に戻ることになったのです。

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