約1年間の休職期間、そしてリワークでの学びを経て復職した私は、「心のクセ」や「ネガティブなビリーフ」を適応的なものに修正していく方法を実践していくことになりました。そして、これでもう会社の人間関係に悩まなくても大丈夫だ!こう考えればクヨクヨせずにポジティブにとらえて行動することができる!…となれば良かったのですが、現実世界はそんなには甘くなく、やはり復職してからも周りとの人間関係や自分自身のネガティブな考えに悩みながらの生活が続いていきました。

しかし、休職する前と後で確かに違ったことがあります。以前の私は、何か嫌な出来事や状況があると、それをネガティブなものとして受け止めるだけだったのですが、今の私は、「どうしてこの現実世界でこのようなことが起きたのだろうか?この出来事や状況から、私は何に気付いて、何を学ぶ必要があるのだろうか?」ということを考えるようになりました。これは、認知行動療法で言うところの「自動思考(自動的に浮かんでしまうネガティブな考え」に対し、反論したり適応的思考を考えたりすることでもあるのですが、バシャールがよく言っている、”偶然”というのはこの世に存在せず、全てが”必然”である(度重なる偶然の一致=シンクロニシティ)、という言葉からも、考えられるようになりました。また、心理学の分野で言われる「メタ認知(自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知すること)」についても、バシャールの考えで言うと、「ハイヤーセルフとつながる、ハイヤーセルフを統合する」というのと同じことを言っているんだな、というように、心理学とバシャールのメッセージの共通点を見出して、それを実践していこう、という気持ちはあったように思います。

そうして会社での仕事生活を再開するようになって、いま1年半ぐらいが経っていますが、自分の周りの環境や状況が少しずつ良くなってきているのを感じています。それが偶然なのか、自分の心のクセが取れていっているからなのかはわかりませんが、出来事や状況に対するとらえ方を変える(ネガティブではなくポジティブに、あるいはニュートラルに)ことで、私の周りの世界が少しずつ変化してきているのを感じるようになりました。これも、たぶん自分自身がうつを体験しなかったら、考えられなかった境地なのかもしれません。そう考えると、2016年の秋ごろからメンタルの不調をきたし、会社を休んで自分自身とじっくり向き合う時間を作れたというのは、私にとっては必要不可欠なイベントであり、もしかしたら生まれてくる前から設定されていた大事な「チャレンジ」だったのかもしれません。

…といった感じで、今から15年前、ある一冊の本からヘミシンクを知った私は、バシャールのメッセージに出会い、また自身の心の不調(うつ)から認知行動療法やスキーマ療法を学んでいき、今の自分にたどり着きました。ヘミシンク、バシャール、うつの全てが私の財産であり、私の人生で必要な「内面世界への旅路」であったと考えています。

そして、バシャールが言っている「針の穴(the eye of the needle)」のように細くて長いトンネルの出口は、当初言われていた2020年8月末から大幅に延期されて、2023年いっぱいまでこのトンネルが続くことになりました。たぶん、私たちにはこれからも「他人をゆるす」「自分をゆるす」「過去にとらわれない」「未来の自分にガイダンスをもらう」「いま・ここに生きる」という考え方、とらえ方が必要である、ということなのだと思います。でも私は、針の穴のトンネルは当初の予定通り2020年8月末でくぐり抜けていて、9月からは新しい未来、新しい世界で自分自身のワクワクを表現していくんだ、というように考えています。そんな私のワクワクする思いを、このブログで文章という形にして、実現していきたいと考えております。

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