最近、ドラマ「カルテット」を見ています。
(Amazonプライムで見れるんですね)


「カルテット」は2017年にTBSで放送されたドラマで、坂元裕二さんが脚本を務めた作品なのですが、それぞれの登場人物が「秘密=心の闇」を持っていて、その「心の闇」が、その人物の性格の個性的な一面を形成しているんです。


そして、その個性的な人物が集まって共同生活を始めると「唐揚げにレモンをかけるかかけないか?」とか「LINEの行間にはどのような意味が込められているのか?」といった些細なことにも、それぞれの個性が発揮されて、さまざまな捉え方をもって、さまざまな言動が出てくる。そしてお互いの見解にずれが出てきて、言い争いになったりするんです。


これは、当事者になるとけっこうしんどかったりするのですが、傍観者として俯瞰してみてみると、この人間関係のいざこざがどうにもたまらなく面白かったりするんです。


なぜ、人間関係のいざこざが面白いと感じるのか?


それは、それぞれの人物の考えや言動、そして
過去に持っていたその人物の歴史や背景などが
垣間見えてくるからで、そこに「リアル」と「ストーリー」、そして「ユーモア」が存在しているからなんだと思います。


誰かが正しくて、誰かが間違っている、というのではなく、ただ誰もが自分のバックグラウンドを元にした考えや行動を起こす。


そこにずれや相違があるのはもちろんなことで、みんなが「リアル」と「ストーリー」を展開していくので、そのずれや相違が「ユーモア」として昇華されていく。


そのようなところが、ただ普通な恋愛ドラマなんかより、この「カルテット」が断然面白い理由なんだと思いました。

なので、会社や家庭などの中で、人間関係のいざこざで疲弊してしまい、ストレスを抱えてしまい、自己否定や自暴自棄な気持ちが沸き起こったとしても、

その人間関係の「ずれ」や「相違」こそが、それぞれの人物の中に「リアル」な「ストーリー」が存在しているという証であり、

それぞれの「リアル」と「ストーリー」がお互いに違うものであるからこそ、その人間関係の間に「ユーモア」が生まれてくるんだ、と考えると、だいぶ楽な気持ちになってきたように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です